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不動産―中古マンション
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買契約前の準備

数日後はいよいよ契約。ここで、売主が行なうべき売買契約前の準備について説明します。

①契約書の確認

契約書は、仲介する不動産屋が、売主・買主の希望や条件を調整しながら作ります。当然、契約前に案ができます。できた段階でFAXやメlルで送ってもらいましょう。理想としては、契約前に不動産屋から直接契約書の中身について一度説明を受けておきたいところです。ただ、時聞が合わない場合もあると思います。その場合でも、必ず一度目を通しておいてください。

「不動産の契約書なんか、何が書いているかわからないよ」といわれる方がいますが、大丈夫です。不動産の契約書には、一般の方が思うほど難しい内容は書かれていません。もちろん不動産独特の用語がありますが、書いてあることは難しいことはありません。また、条文の量も、文字のサイズにもよりますがA4で2枚程度、多くても4枚です。

まず、一度読んでみてください。そして不明なことは箇条書きにして、必ず不動産屋に確認しておきましょう。特にチェックするポイントは、前項で説明した通りです。

契約当日は緊張し、気分も舞い上がって、確認するべきことを忘れる場合もあります。契約前日までにしっかりと契約書の内容を理解しておきましょう。

②マンション設備の作動確認をする

契約と同時に付帯設備の確認を行ないます。これは「このマンションにはこんな設備がついていて、現在どれがどのように使えるのか?どの設備が買主に引き渡されるのか」について書かれています。

例えば、こんなケIスがあります。買主には、リビングについているエアコンを引き渡すことになっていました。しかし、売主は動作確認をしていませんでした。

引渡し後、不動産屋から電話が・・・。「リビングのエアコンが壊れていると、買主さんから連絡がありました。『どうして壊れているなら壊れていると、いってくれないのか』と怒っているのですが:::」。また、「ついていると思った照明がない」といった引渡し後のトラブルもよくあります。住み続けた状態で売る場合は状況がわかっているので大丈夫かと思いますが、すでに空き家にして売った場合「引越前は壊れていなかったのに・・・」ということがよくあります。

買主としては「もらえるものはもらうけど、壊れているなら外して」というのが本音。「壊れている」「もうすぐ壊れそう」「もう壊れかけだから壊れても売主として責任を取れない」「今はついているけど引渡しまでに取り外します」という情報は、売主として早い段階で買主に伝えることが大切です。

こうした設備の状況と引継事項を、付帯設備の確認という形で契約時に書類で残します。ですので、売主として契約前に一度室内の設備の動作確認をしておきましょう。

エアコン・給湯器・キッチンの水周りや組み込み式の食器洗い乾燥機・トイレのウォシユレットなどが挙げられます。これらに加えて、見落としがちなのは、床暖房の設備です。床暖房をまったく使わない売主さんが、床暖房の調子が悪いことを知らずに売ったところ、引渡し後に壊れていることがわかったというケースもありました。そして多くの修理費がかかったのです。必ず契約までに室内設備を確認しましょう。

③その他引継事項

契約までに買主に売るマンションについて伝えておくべきことは、すべてメモにしておきましょう。マンション売却のトラブルは「引渡し後に、知らされてなかった事実に買主が気づく」ことで起こるのです。